saiと申します

瑛一くん健忘録

お花畑 verTOKIYA

あたたかいハレの日

朝の冷たい風が窓から入る。

まだ外は暗い

今日は結婚式の日だ

トキヤの仕事の関係もあり、付き合ってから結婚するまでとても長い時間がかかった。

だからこそなんだか今日という日を迎えるのが少し恥ずかしくもある。

 

場所はたくさんお世話になった人を呼びたいという理由から国内にした。

形はゲストが沢山楽しめるように自由度の高い『人前式』。

場所は緑が沢山あるガーデン。

真ん中に大きな木があるのが特徴的。

白が基調で緑とのコントラストが綺麗なのが2人のお気に入り。

 

一緒にガーデンへ向かう。

 

すぐに準備に取り掛かる。

トキヤは私が作った白いスーツを着てくれている。

ウェディングドレスはトキヤが選んでプレゼントしてくれた。

あまりにも素敵で2人で顔を見合わせて笑ってしまう*

 

少しずつゲストたちが集まってきてくれてるみたい

なんだか今日は時間が進むのが早い。

 

人前式だから流れも私たちが決めた。

 

新郎新婦入場

恥ずかしいからやめようと言ったのにもかかわらず、ダーズンローズを取り入れた。

なんとも恥ずかしい。

でもとても心温まった。

スタリ・カルナイ ・日向先生と林檎先生から12本の薔薇を受けとりながら入場。

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【希望】 音也「出会った時からのライバルであり、私たちグループの光であり希望。貴方しか考えられません。心を込めてありがとう」

【尊敬】 「寿さん、貴方はずるい人だ。でもアイドルとしてのあり方、周りを見る力は尊敬せずにはいられない。貴方に学んだことが沢山あります。ありがとうございます」

 

『感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠』それぞれの薔薇にちなんだメッセージを薔薇を受け取りながらトキヤ が伝えていく。

 

普段聞けない本音を聞いてお客さんたちも泣いてしまっていた。

12本の薔薇の花束を前に2度目のプロポーズをしてくれた。

ブーケから一本選びトキヤの胸元にそっと飾った。

 

こういうのを選んでくれるのはトキヤらしいなって思った。言葉できちんと伝えてくれるところが好き

 

そしてそのまま2人で考えた誓いの言葉で宣言

少し砕けた誓いの言葉に「なんだよお前ら」と翔ちゃんがつっこんでくれた。

畏まらず笑い合いながら進められることが理想だったから嬉しい

 

その後入り口で書いてもらったサインを結婚証明書としフラワーシャワーで退場。

無事に人前式を終えた*

 

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〜披露宴〜

外のガーデンにみんなそのまま移動!

友人のスピーチは嶺ちゃんと音也2人に頼んだ。

先輩から見たトキヤの頑張り、学生時代からずっと隣にいた音也だからこそ知っていたトキヤの姿。それぞれのトキヤへのメッセージに会場中涙していた。 

こういう時茶化さずやるところやはりずるい2人だ。

 

ウェディングケーキはカラードリップケーキ

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甘いものをあまり食べないトキヤに、

ニヤニヤしながらスプーン目一杯にケーキを載せて口元に持っていったら「貴方って人は…」とムッとされつつもちゃんと食べてくれた。

お返しのケーキはトキヤのより多かった

倍返しだ…ほんと負けず嫌い…

口に入りきらないケーキを指で拭き取られトキヤに食べられた。

そういうところだぞ

 

 

そして待ちに待った催し物の時間!

さっき会場中を涙で一杯にした嶺二と音也が主催

 

嶺二と音也が参加者をつのり計画を立てたとトキヤに言われた。

中身は知らないけど、この2人なら絶対楽しいと思うと確信していたから聞いた時からわくわくしていた。

 


2人の司会が始まる。

「みんなようこそ〜!この時間が来ることをとっても楽しみにしていたんだ!ねっ!嶺ちゃん」

「僕たちがプロデュースしたステージならみんな釘付け間違いなっしんぐ〜!」

「うんうん!みんな楽しみにしていてね!ここからノンストップで最後までいくから!時間も限られてるし早速始めちゃお〜!」

「「レッツスタート!!」」

 


1.BELIEVE ☆MY VOICE

音也・嶺二

なぜか学校で使われる教室机が置かれた。

なんだ?と思ったのも束の間早乙女学園の制服を着た音也と嶺二が出てきた。

 

音也が机の前でBelieve my voiceを歌い始めた。

 

「伝えたいよ君だけに この世には唄がある事
二人だけのメロディーは 永遠を約束する奇跡に
初めて気づけたんだこの気持ちー」

 

会場がどっと湧いた。

 

隣でトキヤ が頭を抱えていた。

すぐさま嶺二が「さぁー盛り上がっていきまshowtime〜♪」と煽ってきた。

 

この風景を私たちは知っている。


【これ早乙女学園時代のトキヤの真似をしている】

だれもが気づいた。

 

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初っ端からアクセル全開すぎる


間奏部分での2人の踊りがかっこよくて見惚れてしまった。

やっぱりやってくれるね

 

2星屑☆Shall we dance?

ヴァン・セシル

見たことある白いジャケットに黒いシャツ

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壇上に立つのはセシルとヴァン。

「ひとつお願いをしていいでしょうか?手元のペンライトを左右に振ってください」

聞き覚えのあるフレーズに思わず吹いてしまう。

そしてどこからともなく蛍のような黄緑色の光の粒が会場を埋め尽くした。

「さぁマイプリンセスお手をどうぞ」

跪き手を差し伸べるセシルとヴァン

星屑☆shall we danceだ!!

楽しそうに目を合わせながら踊る2人

これぞかっこいいと可愛いの調和!!

大好きな曲をこんなに楽しそうに歌ってくれて涙が出た。

 

「迎えにいくよ dear my Princess」

拍手かと思いきや…

 

最後ヴァンの

「キスの答え 探しに行こうや〜👍」(キメ顔)

で爆笑掻っ攫っていった

 

 

3.七色のコンパス

藍ちゃん

み、見覚えある!これはHAYATO様の衣装

まさか…

美しいアカペラから始まる七色のコンパス。

藍ちゃんの透明な歌声が会場を包み込んだ。

藍ちゃんに出会って、初めて歌を聴いて自然に涙が出る経験をした。

そんな思い出が蘇る

 

一気に藍ちゃんの世界へと連れて行かれた。

アイドルってすごい


ラスサビ前藍ちゃんがメイン席に来てトキヤにマイクを渡した。HAYATO様……

そう2番は藍ちゃんがコーラスに入ってくれたのだ。

オリジナルでたくさんハモリとコーラス入れてくれてたね。

 

七色の推しの世界中のファン泣いた。

 

 

ありがとう藍ちゃん…

 

 

(いつか公式でもデュエット頼みます)

 


4.My Little Little Girl

真斗・綺羅

会場に置いてあったグランドピアノに真斗が座った。

ピアノの脇には綺羅がいる。

「一ノ瀬との思い出を噛みしめながら歌おうと思う。聞いてくれ」

静かに真斗が鍵盤に手を置き、ピアノを弾き始める。

「my little little girl」だ


メインボーカルを歌いながらピアノを弾く真斗の姿はとても美しく、それを支えるように綺羅がハモリを加えていた。

トキヤの門出を噛みしめ

気づけば泣きながらピアノを弾く真斗。

その肩に手を添えながら歌う綺羅くん

 

募る想いは溢れるばかり

後半涙のあまり弾けなくなった真斗の横にそっと座り弾き語りを始める綺羅くん

 

こっちが泣く

いやもう泣いていたわ

 

会場のダム崩壊

 

トキヤがそっと席を立ち真斗に「ありがとうございます」と声をかけた。「すまん」と小さい真斗の声が聞こえたような気がした

 

寒色の友情永遠であれ


5.CRYSTAL TIME

那月・瑛二 

 

「覚えていますかプリンセース」

那月の強く通る声が

会場を温かく包み込んだ。

 

うゎぁぁぁすごいすごすぎる

 

なっちゃんのが持つ人を引き込む力に言葉が出ない

 

アイドルらしい踊りと共に会場のボルテージは最高潮

「キラ〜リ」と掛け声が思わずまでてしまい、この会場が一つになる感覚にとても心が暖かくなった。

アイドルってすごい

この歌書いたの誰だ??

一ノ瀬トキヤだーー🫠

 

瑛二くんもトキヤの歌を歌えて目がキラキラしていたね✨

会場を歩き回り会場を盛り上げるのがうまい2人でした👏

 


6.Independence

レン・大和 

会場が急に暗転した。

そしてバックライトが光り2人のシルエットを照らし出す。

「誰?」とざわつく会場

イントロが流れ始める。

「independence」

会場が期待でざわつく。

「yeh」「come on」

ゆっくり振り向き激しいダンスを始めた。

レンと大和だ。

今日1の悲鳴で会場が埋め尽くされる。

私も鳥肌が立つ。


かっこいい。ただひたらすらエロくかっこいい2人。

 

トキヤもなんだか嬉しそうだった。

 

それはそうだよね。自分が変われた大切な一曲をこんな真剣に踊ってくれてるわけだし*

 

間奏部分トキヤがよくやっていた、うなるような声をレンが披露していた。

 

こんな感情のままに歌うレンなかなか見れない

 

不適な笑みの2人が頭から離れない

 

ありがとう


7.SECRET LOVER

瑛一

会場にスモークが焚かれる。

すぐに会場がもくもくになる。

「いや誰だよこんな演出するやつ🤣」と翔ちゃんがツッコミを入れる中、スモークに気を取られていると先ほどまでなかった赤いソファーが置かれている。

そしてその上に見覚えのある鞭が・・・

たしかanthem for the angel のジャケで見たやつ…

あぁ誰が出てくるかわかってしまった。

【鳳瑛一】だ

そしてイントロが流れる

【secret lover】

多分会場にいる誰もが思ったと思う

「これはやばい。止めるべきでは?」と…

だが、音楽も瑛一も私たちを待ってなんかくれない。

隣でトキヤが唸りながら頭を抱えていた。

 

本日2度目だ。

 

スモークの中からスーツを着た瑛一が出てきた。

すごく楽しそうな笑みで

 

ソファーや鞭・スティックを使いながら踊り、ファンサを繰り返しながら会場じゅうを練り歩いていった。

 

「潤ませて お願いしたら?」

おいっ誰だこの歌詞書いたやつ!

トキヤだわ…

 

歩く18禁ってレンとトキヤだけじゃないんだと心の中で思った。

 

瑛一くんとの内緒の恋は刺激的すぎてできないなと悟った。というか果たして内緒の恋などできるのか?

 

「あぁ…🤦‍♂️」とか「はぁ…🤦‍♂️」とかトキヤの反応が終始面白かった。

 

作ったのは貴方です♡

 


8.be the light!
ナギ・シオン・翔

イントロが流れる

アーー知ってる!

かわいいダンスにあざといポーズがしっかり入っていて、とにかくファンサービスが旺盛

会場がかわいいの渦に巻き込まれた。

自然にクラッピングしてしまう。

こういう時にアイドルは凄いと思う

トキヤの曲を自分のものにしていた

 

またこの3人の可愛い曲が聴けるなんて🥹

 

トキヤも楽しそうだった


9target is you!

蘭丸・カミュ

バイクの唸りと共に2台のバイクが会場に入ってきた。

(この会場は本当になんでもOKなんだな・・・)

ヘルメットを取るしぐさがかっこいい。

蘭丸とカミュだ!

蘭丸は理解できるが、カミュのバイク姿は新鮮すぎた。

蘭丸の歌唱力とカミュの低音パートがうまく合わさり、かっこいい曲がさらにカッコよくなっていると思った。

さすが先輩たち。。。

荒々しい曲調がとても合っていた。

なかなか見られない二人の革ジャン姿が新鮮で、参加者が激写していた。

お二人ともとてもお似合いだった。

 

 

 

すべての演目が終わったようだ。

 

怒涛のトキヤ曲カバー!

私たちのためにメンバーが練習してくれた事実が嬉しくて涙が止まらなかった。

そして同時にトキヤはとっても愛されているなと思った。

 

 

 

司会の嶺二と音也が挨拶を終え、カッコ良く締めてくれるのかと思いきや・・・

音也が「トキヤ最後は頼んだよ!」

トキヤ「当たり前です!任せなさい」

隣にいたトキヤがすっと立ち上がった。

横に置かれていた白いグランドピアノに座り、

 

「あなただけのために弾かせてください。

【時のジュエル】です。」


会場が一度静寂に包まれる。

一度目をつむり、そっと鍵盤に指を乗せ

私の大好きな【時のジュエル】の弾き語りをしてくれた。

幾度もこちらに目をやりながら丁寧にピアノを弾く姿は嬉しくもあり少し気恥ずかしかった。

なんて素敵な歌詞なんだろう。

改めて時のジュエルの歌詞が強く刺さった。

出席者席を見ればST☆RISHのメンバーも静かに、いや真斗を除き、皆静かに涙を流していた。

(真斗大号泣中)

 


そして曲が終わった後私の前に片膝をつき

 


「お姫様お手をどうぞ。この手はもう一生離しません。ふたりで共に歩んでいきましょう」

と言ってくれた。

 


この人についていこう

そう固く誓った。

 

 


生きててよかったーー

 

 

随分と長くなってしまった。

でもトキヤも瑛一くんもやれて幸せ満足だし、頭の中お花畑状態になりました。

 

一ノ瀬トキヤの夢女にもなれるかな?

 

ありがとーございました!